江ノ電の無人駅。しかしいまや何の説明も必要としません。今、東南アジアで一番知名度の高い駅となっています。もともと目の前に広がる海の展望が素晴らしい駅で名は知られていました。しかしスラムダンクのオープニングシーンに出てくると、一挙に聖地となってしまいました。数年前までは駅のベンチに座り、海を見ている人も見受けられたが、いまやベンチに座ると人の間からしか海はみえません。ベンチに座り海を見るなら、早朝と夜がお薦めです。コリーヌより徒歩3分。
鎌倉高校裏から鎌倉山まで広がる緑地です。広さは約48haあり外周一周に2時間はかかります。昔の鎌倉の緑地をそのまま復活し、中には棚田や谷戸などが存在します。市民のボランティア活動でホタルやトンボ、カエルなどかつての里山がそのまま残っている貴重な緑地です。コリーヌから堂ヶ谷入口まで徒歩10分。けわしい上り坂がありますので体力に自信のない方は、徒歩20分の御所谷入口を薦めます。
コリーヌから腰越駅に行く途中にある坂です。正式名称ではありません。坂に名前がないので私が勝手に名付けました。黒澤明監督、三船敏郎主演の映画「天国と地獄」に出てくる坂です。この映画では江ノ電とこの坂が重要な場面の一つとなっています。仲代達也扮する刑事達が犯人からの脅迫電話から、海の近くを走る電車で、パンタグラフではなくポールの音から江ノ電と割り出し、この坂の上ににあった犯人のアジトを発見するシーンです。一部コンクリート化してますがあとは変わっていません。コリーヌより徒歩3分
源義経が兄頼朝のいかりを買い、鎌倉入りを許されず腰越の地に留められた際に、頼朝に心情を訴える腰越状を書いた寺として知られる。境内には弁慶が腰かけた石や、腰越状の下書き(弁慶が書いたとされる)が展示されている。なお、4月の鎌倉祭りでは鎌倉八幡宮の本祭(日曜日)の前の日に義経祭が腰越では行われる。この辺りは江ノ電と民家の間隔が狭く電車と植木の間は10㎝もない。2017年暮れに公開された映画「DISTINY鎌倉ものがたり」では、民家の二階の窓から江ノ電の屋根に飛び移るシーンがでてくる。コリーヌより徒歩8分
電車が車と同じ道を走るのが併用軌道です。(反対語は専用軌道)江ノ電の江ノ島駅から腰越駅まで、腰越商店街の真ん中を走ります。腰越商店街はもともと地元の漁師相手の商店街でしたが、4,5年前から他から来た人が店を開くようになり、少しづつ変わってきています。注意すべきはカードの使える店はほとんど無く、コンビニもないためATMは郵便局と信金だけ、現金が不可欠です。2017年夏に公開されたアニメ映画「きみの声をとどけたい」のモデルになった商店街。なお、この映画で出てくる駅名はすべて江ノ電の旧停車場の名前。昔、江ノ電は2~3百mごとに停車場があった。コリーヌより徒歩10分
日蓮聖人法難の場所として知られる。鎌倉で辻説法を繰り返していた日蓮は、鎌倉幕府につかまり、この地の処刑場で処刑されかけたが、処刑されようとしたその時に、天地異変が起き、まぶしい光で処刑が中止になったと言われる場所。この話は日蓮信者が日蓮を神格化するために作られた話と思われているが、そうでもないところがある。その理由として、当時日蓮には弟子も信者もほとんどいなかったし、一般人が処刑場に立ち入る事は出来なかった。また処刑は幕府の内部で前日に中止となり、佐渡への流刑がきまっていた。この話は幕府の穏健派が強硬派の武士や禅宗の高僧を納得させるために、地元で語り継がれていた皆既日食の話を基に作られた話、と私は思う。現在本堂のある場所が処刑場の跡地、写真左側には日蓮が一晩閉じ込められたという土牢がある。コリーヌより徒歩15分。
湘南を代表する景勝地で昔から観光で訪れる人が絶えない。遠足や修学旅行で訪れた人も多いだろう。島の頂上には特徴的な形をした灯台があり、遠くからでも一目でわかる。島内には日本三大弁天の江ノ島神社や岩屋の洞窟、灯台周辺には植物園がある。また、1964年の東京オリンピックのためにヨットハーバーが造られ、マリンスポーツのメッカとなっている。なお2020年の東京オリンピックセーリング競技会場になる。江ノ島については書ききれないのであと一つだけ、1974年まで大島までの定期航路がありよく利用した。コリーヌより徒歩25分、江ノ電江ノ島駅より徒歩10分